
手作りのパンをいつも一気に焼いちゃうんだけど、焼いたパンはどうやって保存すればいいのかな?
ラップして常温で置いておいたら、パサパサになっちゃったのよね…。
できれば美味しいまま保存したいんだけど…。

パン生地をたくさん作って保存したら、時短になって楽なんだけどなぁ。
焼く前のパン生地のいい保存方法はないかな?
お家で作るパンは美味しいし、自分の好みで色々アレンジできるから楽しいですよね!
でも、パンって一度にたくさん食べるものではないから、
作りすぎて余っちゃった…
どうやって保存しよう…?
パン作りしている人なら、一度は悩んだことがあるんじゃないでしょうか?

我が家は、夫婦二人なのでどうしても手作りパンを作りすぎちゃいます。
パン作り初心者の私も保存方法に悩み、結局パサパサになってしまったパンを食べて、悲しみに暮れたことがあります…。笑
そこで、こんな悲しみを繰り返さないためにも、
手作りパンの保存方法について調べました!
結論からお伝えすると、
- 「焼いた後のパン」の保存方法→常温保存か冷凍保存
- 「焼く前のパン生地」の保存方法→冷蔵保存か冷凍保存
絶対にNGなのは、焼いた後のパンを冷蔵保存することです!
冷蔵庫に入れるか迷っていた人はストップ!
それぞれの細かなやり方については、記事の中で解説していますのでそちらをご覧ください♪
この記事では、
について詳しくまとめています!

一度、手作りパンをパサパサにしてしまうという悲しい経験をしている私が、実際に調べた方法で美味しく食べられるのか検証もしています!
気になる人は焼いたパンを美味しく食べられるか検証してみた!をチェック♪
せっかく美味しくできた手作りパンですから、美味しく保存したいですよね!
私は、この記事の方法を試してみて、手作りパンをふわふわなまま保存することに成功しました♪
手作りパンがパサパサになる悲しい経験をしたくない人や
パン生地を冷凍して上手に時短したい人は
ぜひ、記事を最後まで読んでみてください★
手作りパンの保存方法①【焼いたパンの場合】
焼いたパンの保存方法は次の2つありました。
- 翌日には食べきる人【常温保存】
- 2日以上保存したい人【冷凍保存】
翌日には食べきる人【常温保存】
手作りパンの消費期限は、種類にもよりますが約2・3日と言われています。
しかし、これは高温多湿でない常温の環境で保存した場合に限ります。
手作りのパンには防腐剤が含まれていないので、カビが生えやすいです。
2日以上、保存したい場合は次の章でお伝えする冷凍庫での保存がおすすめです★
≫今すぐ「2日以上保存したい人【冷凍保存】」を見る
さて、常温で保存するときに一つ問題があります。
手作りパンは、やっぱりどうしても次の日パサパサ…でも、それが普通なんだよなー。次の日美味しく食べられる食べ方するしかないよねー。フレンチトーストしか思い浮かばないんだけどさ(´Д`)あと、ガートス?
— なっつ (@Sygn2525) April 17, 2012
そのまま放っておくと、翌日にはパンはパサパサになってしまいます…。

私もせっかく美味しく焼けたパンを、そのままラップしておいて置いたらカチカチ・パサパサになってしまっとことあります…。
楽しみにしてたのに…とショックだったなぁ。
でも、調べてみたらパサパサにならない保存方法&食べ方があるみたいなんです♪
【手作りパンがパサパサにならない保存方法】
- 焼いたパンの粗熱がとれるまで冷ます
- 粗熱がとれたらラップで包むorビニール袋に入れる
※フランスパンなどのパリッとしたパンは、食感が悪くなってしまうので、完全に冷ましてから保存しましょう!
【翌日のおいしい食べ方】
表面に軽く霧吹きをしてからトーストすると、外はサクサクで中はふわふわのパンになります。
2日以上保存したい人【冷凍保存】
冷凍だとパンの種類にもよりますが、2週間~1か月ほど保存できるようです☆
冷凍保存で大切なことは、冷凍させるタイミング・冷凍方法・解凍方法です。
まず、冷凍させるタイミングは、粗熱が取れたらすぐ!です。
時間が経って乾燥してしまうとパンの風味が落ちてしまい、手遅れになります。
粗熱が取れたらすぐに冷凍しましょう。
冷凍方法と解凍方法については次の通りです!
【冷凍方法】
- 粗熱が取れたパンを、1つずつラップで包む(※空気に触れないように!)
- 密閉の袋に入れて、空気を抜く
【美味しく焼く方法・焼き戻し】
- 冷蔵庫で自然解凍させておく(この作業は省いてもOK)
- 霧吹きでパンの表面を湿らせるトースターで焼く(あらかじめ予熱しておくとなおよし!)
冷蔵保存はNG!
手作りパンの保存方法として、一番NGなのは冷蔵保存です。
なぜなら、パンが劣化する原因が「乾燥」と「でんぷん質の劣化」だからです。
冷蔵保存は乾燥しやすいだけでなく、パンの主な成分であるでんぷん質が、最も老化しやすい温度帯なのです。
この老化現象は、水分含量が30~60%、温度が0~3℃の時に最も進みやすい事が 知られている。
引用元:小麦と小麦粉の科学
カビや腐敗を防ぐことはできますが、味が悪くなってしまいます。
そのため、すぐに食べる予定がない場合は冷凍するようにしましょう♪
手作りパンの保存方法②【焼く前の場合】
次は、焼く前のパン生地の状態での保存方法について調べてみました!
こちらもやり方は二つありました。
翌日食べたい人【冷蔵庫で発酵させる方法】
焼く前のパン生地を前日に作っておきたい人は、冷蔵庫で発酵させる方法がおすすめです。
本来だとパンは、生地全体を膨らませる一次発酵、分割後に休ませるベンチタイム、成形した後の二次発酵がありますよね。
発酵の温度の目安は、一次発酵が30℃、二次発酵が40℃とされていますが、
実は、野菜室や冷蔵庫でも発酵できます♪
この発酵方法は「オーバーナイト法」とも呼ばれていて、パンの一次発酵を野菜室や冷蔵庫でゆっくりと時間をかけて行う方法だそうです。
そのため、前の晩にパン生地をこねておいて、寝ている間に発酵させる。
そして翌朝、ベンチタイムの後に、成形して2次発酵させたら焼いて食べることができるというわけです!

最近はやっている作り方なのか、本屋さんでも「作り置きパン」という名前の本が何冊か売っていました!
私はパン作り初心者ですが、オーバーナイト法で失敗したことないです★
翌日に食べる予定のひとであれば、オーバーナイト法でパンを発酵させるのが作業時間の時短にもなるので、おすすめですよ★
詳しいやり方は、次の動画がわかりやすかったです♪
動画の中では、フランスパンの作り方でしたが、別のパンでも同じようにオーバーナイト法はできます。
好きな時に焼いて食べたい人【冷凍保存】
パン生地を大量にこねた後、少しずつ食べたいという人は冷凍保存をしましょう。
冷凍するタイミングは、次の二つです。
- ベンチタイムの前
- 二次発酵の前(成形後)
ベンチタイムの前
ベンチタイムの前に冷凍するメリットは、好きなようにパンの形を変えられることです。
1次発酵が終わった生地を分割してから冷凍すれば、食べたい分だけ解凍して、好きな形に変えることができます。
かわりに、解凍後にベンチタイムや2次発酵が必要なので、食べるまでに時間がかかるというデメリットはあります。
詳しい冷凍・解凍方法は次のレシピがおすすめです★ パン生地の保存方法☆冷凍できちゃうよ by るぅ☆しぃ☆まぁ

レシピには書いてありませんが、
解凍後は、いつも通りベンチタイムや2次発酵をしっかり行ってくださいね♪
二次発酵の前(成形後)
成形後に冷凍するメリットは、解凍後に二次発酵するだけで、すぐにパンが焼けることです。
しかし、成形してしまっているため、その時の気分でパンを変えられない所はデメリットですよね。
詳しい冷凍・解凍方法は次のレシピがおすすめです★ 冷凍生地のススメ・・・ストックしようよ by つかけい
焼いたパンを美味しく食べられるか検証してみた!
ということで…
実際にやってみました!
今回、私が焼いたのが紅茶の手ごねパン☆
(光の加減で、焼く前みたいになっちゃった…😢)
焼き立ては、中がもっちりで美味しかったです!
そんな、紅茶パンを次の二つの方法で保存しました。
- 焼いたパンを常温保存する方法
- 焼いたパンを冷凍保存する方法
焼いたパンを常温保存する方法
翌日には食べきる人【常温保存】のやり方で、実際に保存をしてみました!
パン一つ一つにラップを巻いて…
翌朝、軽く水をかけてからトースターで温めてみました!
正直、前日ほどのふわふわさはなかったです…。
しかし、パサパサに乾燥したり、カチカチになってしまったりすることもなく美味しく食べられました♪
特に、トースターで温めなおしたことでサクサク感が前日よりも出ていたのはよかったです◎
焼いたパンを冷凍保存する方法
2日以上保存したい人【冷凍保存】のやり方でも、保存をしてみました!
パンを一つ一つラップに包んで、密閉袋に入れて…
朝食で食べるために、前日の晩に冷蔵庫に移して解凍させました。
そして、軽く表面を濡らしてからトースターでチン!
冷凍したとは思えないほど、もっちもち☆
自然解凍したら、べちゃっとなるかな?と思いましたが、全然そんなことなかったです!
もちろん、焼き立てが一番おいしいですが、焼いてから二日以上たったとは思えないほどおいしい♪
まとめ【パンの保存は焼いた後でも焼く前のパン生地でもできる!】
☆手作りパンの保存方法①【焼いたパンの場合】
☆手作りパンの保存方法②【焼く前の場合】
もう一度、確認ですが、焼いた後のパンは冷蔵保存NG!
すぐ食べるときは常温、2日以降になるときは冷凍しましょう♪
せっかく作ったパンなので、美味しいうちに美味しく食べたいですよね!
この記事の保存方法を参考にして、楽しくパン作りしましょう。